2025年度インフルエンザワクチン接種のお知らせ

NO IMAGE

2025年度インフルエンザワクチン接種を10月1日(水)に開始します。
予約は9月17日(水)から受け付けます。
通常ワクチンと経鼻インフルエンザワクチンの二種類があります。経鼻インフルエンザワクチンは鼻腔に噴霧するワクチンで2歳以上19歳未満の方が接種できます。経鼻ワクチンは数に限りがあり、先着順でなくなった時点で受け付けを終了します。
経鼻インフルエンザワクチンの詳細は、最下方に記載していますのでご確認ください。

【接種時間】:通常の診療時間

【接種回数と料金】

通常ワクチン

接種回数

13歳未満 2回

13歳以上 1回

接種料金

(1回ごとの料金)

3歳未満 2000円

3歳~12歳 2500円

13歳以上 4000円




 

経鼻ワクチン

接種回数

1回

対象年齢

2歳以上~19歳未満

接種料金

7500円




【予約方法】:WEB予約 ・LINE予約
・1か月先までの予約が可能です。予約の空きがある日時でご予約ください。
・必ず接種される方全員の時間予約をお取り下さい(予約のない方は接種できません)
・WEB、LINEからのキャンセル・変更は5日前まで可能です。それ以降は窓口までご連絡ください。

【予診票】
・WEB予診票の入力ができます(予約日前日の18時以降入力可)、ぜひご利用ください。「通常用」と「経鼻用」の予診票がありますのでお間違えの無いようご入力ください。
・WEB予診票の入力を利用されない場合は窓口で予診票を受け取るか、下記の「インフルエンザワクチン予診票」「経鼻ワクチン用問診票」をダウンロードするかのいずれかにて事前に準備してください。接種当日は準備した予診票に体温以外の項目をご記入いただき、ご来院ください。
・お住いの市町村から予診票が送付されている方はWEB予診票は入力せず、送付された予診票のみをご使用ください。接種当日は予診票に体温以外の項目をご記入いただき、ご来院ください。予診票と一緒に送付された接種券も必ずご持参ください。

【通常のインフルエンザワクチン予診票】
【経鼻ワクチンの問診票】

【WEB予約の流れ】
 谷本こどもクリニックのHPから通常の「WEB予約」あるいは「LINE予約」から予約画面へ進む。
 「診察・予防接種・健診」、「水曜ワクチン・健診専用」、「インフルエンザ予防接種」の選択画面で「インフルエンザ予防接種」を選択。
 ご希望の日時を選択、診察種別からワクチンの種類を選択し予約を完了させてください。
WEB予診票の入力について
 ・予約時にメールアドレスを登録した場合
  予約日の前日18時以降にメールで予診票が届きますのでご入力ください。
・予約時にメールアドレス未登録の場合
予約日の前日18時以降に、WEB予約画面から診察券番号・生年月日を入力し
「確認・変更・キャンセル」から「問診票へ」を選択。「インフルエンザ予防接種予診票」から入力が可能です。
WEB予約ができない場合は、電話あるいは窓口でご相談ください。
インフルエンザ以外のワクチンとの同時接種を希望されるときは、事前に電話でお知らせください。

【経鼻インフルエンザワクチンについて】
「フルミスト(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン)」を使用します。直接鼻の中へ噴霧するタイプのインフルエンザワクチンで、通常の注射のインフルエンザワクチンと違って痛みがありません。
注射の痛みを嫌がるお子様、通常のワクチンでは接種部位が腫脹するお子様はぜひご検討ください。
フルミストは生ワクチンで、接種することによって、鼻咽頭粘膜からのウイルス侵入を防ぎ、体の中に入ってきたウイルスを攻撃する、両方の免疫が得られると考えられています。
2003年にアメリカで認可され、2011年にヨーロッパでも認可されました。欧米では広く接種されていますが、日本では2024年度から認可されました。
・不活化インフルエンザワクチンとの違い

インフルエンザウイルスは、気道の粘膜に感染を起こして増殖し、全身に広がります。注射型のインフルエンザワクチンは、血液中のインフルエンザウイルスに対 するIgG抗体 (免疫物質)が作られることで、インフルエンザウイルスが全身に広がるのを抑えます。この IgG抗体は気道粘膜には存在しませんので、気道への感染そのものを抑えることはできません。つまり、感染そのものを防ぐというよりも、「重症化を防ぐ」作用が主になります。
それに対し、経鼻インフルエンザ生ワクチンは、実際に気 道(鼻)の粘膜で弱毒化されたウイルスが繁殖するため、気道粘膜でインフルエンザウイルスに対するIgA抗体が作られます。このIgA抗体は、インフルエンザウイルスが気道粘膜に感染を起こし増殖しようとすることを抑えますので、感染を阻止することができます。特に小児において予防効果が高いと考えられます。
・接種対象者:2歳以上19歳未満の健康な人
(号泣する小児は多量の鼻汁により効果が低下するため、接種出来ない可能性があります)
(鶏卵、ゼラチンでアナフィラキシーショックを起こしたことがある方は接種できません)
・用法:0.2mLを1回(各鼻腔内に0.1mLを 1噴霧)、鼻腔内に噴霧します。
・同時接種:医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができます。
・接種料金:1回7500円。
・接種回数:1回接種。経鼻ワクチンはシーズン中に1回の接種で効果が期待されます。
・副反応:ワクチン接種後にくしゃみが出たり、喉に垂れたりすることがありますが、飲み込んでも特に問題ありません。30~40%の人で接種後3日~7日までに鼻炎・鼻づまりが出ることがあります。その他、咽頭痛、咳など軽度の感冒様症状を数日認める場合もあります。まれではありますが発疹、じんましんの他にアナフィラキシーショックやギランバレー症候群のような重い副反応を起こす可能性は、他のワクチン同様否定できません。